最初に「マンションの情報を知る」ことが大切だと言いましたが、その中で「マンションが売りに出された時期」も重要です。
これは、新築、中古どちらのマンションでも売り出し時期は重要だと言えます。
と、いうのは長い間売りに出しているということは「なかなか買い手がつかない不人気マンション」だからです。
では、どうやって売りに出した時期を知るかということですが、これは不動産屋に聞くのが一番早いです。
不動産会社は常に新しい物件が無いかチェックしています。
不動産会社専用の不動産物件情報システムに「レインズ」というものがあって、これは不動産の流通を良くするためにつくられたもので、不動産会社が他の不動産会社の人物件を紹介して売ってもらうためのシステムです。
この「レインズ」は不動産会社の人は必ずチェックしています。
そのため、昔から出ている情報が何回も出てくれば分かりますし、売れていない物件かどうかもわかります。
レインズにあまり出てこない新築分譲マンションの情報も不動産屋に聞けばわかります。
しかし、一社の不動産会社だけだと聞いた物件を売ろうと思って変に情報を隠したりすることもあるかもしれません。
そのため、出来れば2社以上の不動産会社に聞くのが良いでしょう。
そうして、マンションの売り出しの時期が分かれば、その物件がどれだけ人気か不人気かわかります。
まだ物件が出たばかりであれば分からないですが、長い間売れていない物件であれば不人気物件ということで値下げ交渉もし易くなります。中にはローンの残債があって値下げできないようなケースもありますが、長い間放置されていたマンション物件が気になったら一度不動産会社に安くなるかどうかのニュアンスだけ聞いてみましょう。
ちなみに、この「ニュアンスだけ」というのが重要です。
最初から本気で価格交渉しようとしても相手も話しに乗ってこないので、まずは状況を探るだけにしましょう。
新築分譲マンションも同じように長い間売れ残っていたら安くなる可能性は高いです。
特に新築分譲マンションの場合、企画した会社は毎月銀行へ金利を払って、マンションの広告を出して、固定資産税を払って、、、等の費用負担が発生しているため早く売り切ってしまいたいのです。
そのため、新築分譲マンションは完成後長い間売れ残っている物件は値下げし易いです。が、売れ残っているマンションにはそれなりの理由があるので、「なぜ売れ残っている」というのはしっかりと確認しておきましょう。
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