マンションの値引きの際にまず一番最初にしなければいけないのは、その買おうと思っているマンションの情報収集です。そのマンションについて詳しく知ることが、まず第一歩です。
中古物件でも、新築物件でも不動産会社の担当者は、「早く決めないと物件がなくなってしまうかもしれません。不動産は一点ものでまったく同じ物は世の中にないので、売れてしまったら後悔してしまうかもしれないので早く買いましょう!」と煽ってきますが、そのまえにしっかりと物件について詳細に調べて納得してから次の話しに移りましょう。
基本的な情報は新築物件なら物件の資料ですぐに手に入ります。
「部屋の大きさ」「全体の戸数」「エレベーターの数」「耐震性能」「各部屋の設備」「全体の設備」など、これらについて良い情報はすべて新築物件の場合は物件資料に書かれているので、問題ないでしょう。
次に調べるのは、「周辺情報」。
周辺に学校、病院など今後生活する上で必要なものがどこにあるのか事前に調べておくことが必要です。そして、何か悪い条件になりそうなもの、最近は気にする人が少ないですが墓地などの悪い条件になるようなものもチェックしておきましょう。
こういった悪条件については売る側ももちろん知っているので、普通に交渉の場でその話しをしてもあまり効果はないですが、使い方によっては効果があります。
「もう買うつもりなんだけど、どうしてもあの近くの墓地が気になってしまって。」
などと、買う寸前に言って値段を下げてもらうようなテクニックもあります。中古物件であれば担当の不動産営業マンにストレートに「墓地が気になるけど、あと〇〇万円安くなれば即決します」と言えば不動産営業マンは間に入ってうまく売り主と交渉してくれるでしょう。
もっとうまく言う方法としては、「うちの奥さんが墓地を気にしている」という言い方にして自分じゃない第3者が気にしているということを全面に押し出した方が交渉をしやすいです。
そうすれば、不動産会社の人に「奥さんが墓地のことと値段のことを気にしているみたいで、なかなか了解してくれません。でも〇〇万円くらい安くなれば僕もがんばって説得して来ます」と、告げれば言い易いでしょう。
これは、別に奥さんじゃなくても奥さんの両親など自分がその人の言うことを無視できない相手を持ち出した方が効果的です。
ストレートに言うよりこちらの方が言い易いですし、もし値下げがダメでも自分がわがまま言っているという前提にならないので、その後の話しも進め易いでしょう。
こういう話しをするにはとにかく「物件の情報を知る」ことです。
しかし、悪い条件をストレートに言うのは避けましょう。
「墓地が近くにあるんだからもっと安くできるんじゃないですか?」なんて言えば販売会社や売り主の気持ちを悪くすることになります。
値下げ交渉は「最後に」そして「相手に嫌われないように」するのがうまく値下げしてもらうコツです。
まずは、物件の情報を出来るだけ詳しく調べましょう。
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