2013年5月24日金曜日

3,【新築】【中古】マンションの取引形態を必ず確認する

普通はなかなかわからないですが、不動産会社にいるとかなり気にするのが「取引形態」です。
これは、マンションなどの物件によって違うのですが、大きく分けて、

「売り主」

「媒介」

と2つあり、「媒介」の中でも、

「一般媒介」

「専任媒介」

「専属専任媒介」

と、3種類に分かれています。

これは値引き交渉をする上で結構大切なことです。不動産会社が仲介する物件だと思っていたら売り主だったりとか、売り主だと思って話しをしていたら仲介するだけの物件だったりとか、相手がどの立場にいるのかによって話しは変わってきます。

気になったマンションを見つけたら「取引形態」についても確認してみましょう。

なぜこれが大事かと言うと不動産会社の「手数料」が問題になってくるのです。

もし、あなたがマンションを買おうと思って、話しをしているのがマンションの売り主である不動産会社の場合には「仲介手数料」が発生しません。

「あなた」 ← → 「売り主」

で直接話しをしているので仲介なんて存在しないからです。これは、売り主にとっても助かります。売り主も間に別の不動産会社が入ることで、その会社に仲介手数料を払わないといけなくなるので、余計な費用になります。

「あなた」 → 「仲介会社」 ← 「売り主」

中古物件で個人の人が持っている場合は、直接取引は結構難しいですが、新築分譲マンションの場合は基本的にはチラシなどを見て連絡して、直接売り主である不動産会社と話しをすることになると思います。

間に人が入ることによって双方に余分な費用が発生してしまうのです。

ですので、売り主が不動産会社の場合には、なるべく売り主と直接話しをすることが重要です。そうすることで、あなたも、売り主も仲介手数料を払うことがなくなるので、その分売り主も値引きしてくれ易くなります。

相手の費用負担を下げてあげることも値引きの方法の1つです。


他に、「取引形態」を確認する理由は値引き交渉の話し方が変わってくるからです。間に仲介会社が入れば、その人が値引き交渉をしてくれる人になります。そのため、なるべく交渉がうまそうな人じゃないとマンションの値引きは成功しません。

さらに、間に「あなた」の仲介会社と「売り主」の仲介会社で2社入る場合があります。

「あなた」 → 「仲介会社1」 「仲介会社2」 ← 「売り主」

こうなってくると交渉も間に2人いるので結構大変になってきます。

なるべく交渉は単純な方が良いのですが、ここでいらない人は「仲介会社1」の人です。

出来るだけ、「仲介会社2」のような売り主と直接話しが出来る状況の方が値引き交渉はし易いです。


他に仲介手数料の値引きも絡んできますが、それは仲介手数料のページで説明します。

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