新築マンションは買うタイミングが重要です。
人気のマンションはまだ、建設予定地で地盤改良の工事をしているときぐらいから完売してしまいます。
マンションは建物の内装工事が始まるくらいまでは販売会社もまったくあせっていません。しかし、内装工事が進んでいくとだんだんと売れ残りについて焦り始めます。
と、いうのは、最近のマンションはオプションで部屋の間取りを選べたりできるのですが、売れ残ってしまっていても内装工事をしないといけないため、その部屋は間取りが選べなくなって買う人の選択肢が減ってしまうからです。
壁紙やキッチンパネルの色も選べないと、せっかく新築を買うのに選べないから嫌だと言って買ってくれない人もいるから、内装工事が始まると少し焦り始めます。
最近は、内装工事をしないでスケルトンのままにしておき、建物が完成しても売れるまでは内装をつくらないところもあるようですけど。そういう売れ残りの部屋が多いと、入居したあと結構他の部屋が売れた時に内装の工事の音がうるさいです。
そして、マンションの建物が完成すると販売会社はまた焦ります。
と、いうのは建物が完成して1年を過ぎると「新築」と表示してはいけないことになっています。不動産情報誌の中には完成後1年以上のマンションを「新築」のカテゴリーで表示しているところもありますが、本当はこれはいけないのです。
新築と呼べなくなると「未入居」とか名前を変えないといけないのですが、新築と広告でどうどうと言えなくなると売りづらくなるのは必至です。
そのため、建物が完成しても売れ残っているマンションの場合は値引きしやすいです。
しかも、大手の施工でブランドイメージを大切にするようなマンションは値下げしにくいですが、安さや手頃な値段を売りしているマンションや、小さな会社がつくったマンションは値下げしてくれやすいです。
薄利多売でも売り上げを上げて会社のお金を回していかないといけないため、値引き交渉に応じ易いです。
もし、気にならないのであれば、建物が完成しても売れ残っているマンションを見に行ってみてはどうでしょうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿